今や中小企業もSNSを活用する時代。
InstagramやX(旧Twitter)、FacebookなどのSNSから認知拡大を目指す企業が多くなっています。
そんな中、周りと同じように企業アカウントを作ったものの
「なかなか成果が出せないため、運用をやめてしまった」
「どうやって運用していけばいいかわからない」
と悩んでいる方も多いでしょう。
今回は、SNSの最適な更新頻度や更新時間、運用のコツについてご紹介していきます。
各SNSの特徴について知りたい方は、あわせてこちらの記事もご覧ください。
SNSの最適な更新頻度は?
最適な更新頻度は、各SNSごとによって異なります。
Instagram、X(旧Twitter)、Facebookの3つについて、それぞれの最適な更新頻度をご紹介していきます。
1.Instagram
おすすめは週2~3回投稿です。
Instagramでの毎日投稿は、しつこいというイメージを与える可能性があるからです。
そのため、投稿する日を決めて週2~3回投稿することをおすすめします。
もし毎日投稿したい場合は、フィード投稿の日とストーリーズやリール投稿をする日と分けるといいでしょう。
2.X(旧Twitter)
おすすめは毎日1回投稿です。
Xは情報量が命なので、1日10回以上投稿しても問題ありません。
無理なく投稿を続けられる頻度で行っていきましょう。
内容に困った場合は、同じ投稿をしても構いません。
昔の投稿をリポストするなどの工夫もしてきましょう。
3.Facebook
おすすめは週3~5回投稿です。
Facebookでの投稿が見られやすいのは平日なので、平日に投稿するのがいいでしょう。
ただし注意点があり、更新頻度が高くになるにつれてユーザーの反応率が下がる傾向にあります。
1日2回以上投稿すると、投稿の効果が薄れる可能性があるので、投稿は1日に1回までをおすすめします。
更新時間はどうすればいい?
1.Instagram
おすすめは平日の午前9時~午後4時です。
他のSNSと比較すると、週末や朝にも集中的ではないですが見られるタイミングがあります。
Instagramには、24時間しか残らないストーリーズの存在があるためだと考えられます。
2.X(旧Twitter)
おすすめは平日の午前8時~午後4時です。
Xでは、朝早い時間帯から見て情報収集をする人が多い傾向があります。
3.Facebook
おすすめは平日の午前8時~午後3時です。
土日は休みの人が多く、ユーザーがSNS以外のものに目を向けてしまいがちになるので、投稿へ注目を集めることが難しくなります。
SNS運用のコツは?
SNS運用で最も大切なことは、定期的な更新です。
「このアカウントは更新されてないな・・・」とユーザーに思われては、せっかくのファンを取り逃すきっかけになりかねません。
しかし、投稿頻度とユーザーの反応率は一定の水準まで比例の関係にありますが、投稿数を増やすだけでユーザーが関心を示すわけではないのです。
中小企業でSNSを更新する場合、SNS担当者は更新以外にも本業の仕事と掛け持ちしていることが多いですよね。
SNSの更新に割く時間が限られていることを考慮すると、「適切なタイミングで適切なコンテンツを提供する」ことが運用のコツといえます。
○適切なタイミング
- ユーザーからの反応があったとき
- 季節の変わり目
- 週1回の報告やニュース
- 店舗移転や改装などの重要なお知らせ
○適切なコンテンツ
- ユーザーが反応しやすい投稿
- ユーザーを巻き込む企画
- 動画を使った投稿
- 自社と同じコンテンツに関連するニュース
まとめ
SNSの最適な更新頻度や更新時間は、各SNSごとによって異なります。
更新頻度や更新時間を意識することも大切ですが、SNS担当者は更新以外にも本業の仕事と掛け持ちしていることが多く、SNSの更新に割く時間が限られていますよね。
その場合は、「適切なタイミングで適切なコンテンツを提供する」という運用のコツも意識していきましょう。