自分が会社で毎日のように行われている環境整備について、研修の際にどのようなことなのか知る機会がありました。環境整備は掃除とは全く違う意味を持っていて、仕事をやりやすくする「環境」を「整」えて「備える」ことであるということは知っていました。しかし、それを行った結果どのようなことが変わるのかは、研修という短い時間ではイマイチ・ピンとこないままでした。
この本を読んで色々な会社が実績を上げていますが、それはやはり社員全員が同じ価値観で同じ方向を目指しているからこそだと思います。環境整備でやりたくなくても強制的にやらせ、気が付いたらそれが会社の文化、習慣、日常生活の中の1つのあたりまえになります。そうすることで、仕事をする際も、無理矢理従わせたり、スピード実行ができず、素直に行動できないということが減っていくのだと思いました。
私は就活の際に人間関係が良い会社を探していました。環境整備では、社員の意識を1つにするだけではなく、コミュニケーションを取り仲を深めることにもつながります。それを外から見て感じることができ、良いと感じたということは、少なからず環境整備などの活動を行ってきたからこそなのだと考えることができました。
BPO事業部 宮城サービス本部 熊谷
今回この本を読ませていただき、環境整備の意義や重要性を改めて学びました。
私が初めて環境整備を行ったのは、大学3年生の夏に参加したロジックスサービスのインターンシップでした。その際はただ会社を綺麗な状態に保つという目的で環境整備を行っていると思いましたが、今となっては、環境整備の際のおしゃべりによってコミュニケーションが促進され、社員の価値観がそろうことを実感しています。まだ入社して1ヶ月もたっておませんが、社員の皆さんは社長の指示をそのまま実行しており、社長と社員の価値観もそろっていることを感じました。
また、業務中にハサミやホッチキスなど備品を使用することが多いですが、誰にでも置き場所が分かるように整理されているため、場所を聞くことなくすぐに取り出せるため、環境整備の成果を実感しています。
本を読み進める中で、環境整備によって多くの企業が利益を上げている事実を知りました。どの企業にも共通していたのが、逆境でも地道に環境整備を続けたことでした。そのため、私も今後環境整備を継続して自身の成長につなげていこうと思います。今回このような本を読む機会をくださりありがとうございました。
BPO事業部 宮城サービス本部 高橋
368回 北上幹部会
「ありがとうございます。感謝します。」