岩手県の建設会社で面白い会社があります。
北上市に本社を置いている株式会社小田島組です。
小田島社長は高校の同級生ですが、私と違ってとても優秀です。
毎年20人以上の新卒入社で10代20代の社員が60%以上の異常な会社です。
株式会社小田島組 小田島社長のfacebookで面白いことが書かれていました。
これを読んで私は幹部に感想を求めました。
面白かったのは根底にある考え方は私と同じ価値観だったこと。
社員教育は大切です。
興味深ったので一部掲載します。
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小田島組小田島社長のFacebookを読ませて頂いての感想です。
決められたことを決められた通りに実施が出来なかったことに対し、次からどう改善をするという部分を自分の考えで次につながれらるのは良いかと思います。
ロジックスサービスの場合だと決められたことができていない→出来るまで何度も繰り返し言い続けるので実施できているのだと思ってます。
また、追及などではなく菊池社長にもいつも繰り返しチェックを頂いているため、仕組みとして出来上がっているのだと思いました。
以上です。
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小田島社長のFBの感想です。
小田島社長は相当キツく原因を注意したと書いてありましたが、ロジックスサービスでは、ミスやクレームがあった際、
社長 「誰が悪いんだ?」
社員 「社長です。」
と仰り、その後、野崎さん小野寺さんと原因と対策を考え報告しますが、社長から直接追及させた、されたという事はありません。
しかし、それほどの緊急事態なのだろうと感じました。
(菊池)社長は日頃から「言ってやらない社員がまとも。だから仕組みで解決」と仰っております。書かせたらやるだろうと思っているのと書いてもやらないだろうと思っているのとでは、大きく違うと感じました。
ロジックスでも他部署はありますが、ミスやクレームがあった際には、部署が違うからという事ではなく何事も自分事と捉えて考えていかなければいけないなと思いました。
また、言っても書いてもやらなければ何も意味がないという事を感じました。
言っていることとやっていることが一致している人にならなければと思います。
以上です。
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◆感想
失態が続いていることをfacebookで具体例を出してまでいえる小田島社長の「全部見せる」の姿勢が凄いと思いました。
反省文や始末書に、どうしたら同じ失態が起こらないのか書いて掲示することによってその人自身の行動が変わるものと私自身も思っていますが、行動が変わるかどうか、結局は個人によって異なるのかもしれません。
私自身も最近ミスが多く、社長に「すみません」と言葉やメッセージで伝えることが多くなっていると思います。
そのとき、果たしてこの謝罪に意味があるのか、というところを少し考えてしまいます。
「すみません」ということにではなく、その次の段階としての、ミスをしないように自分の行動が変わっているのかという点についてです。
ミスしたことについて、、改善したい、ミスしないようにしたいという気持ちがあります。
ただ、肝心な自分の行動がどうやったら変わるのか?という結果を求める段階において、右往左往している自覚があります。
営業部では、最近はQRコードのチェックミスがありました。
また、ミスとは違いますが、社長から指示いただいているスケジュール作成・管理が上手く進められていません。
自分のマネジメントが上手く回っていないからですが、そこをどのように相談していくのがいいのか、毎日の目の前の仕事にいっぱいになっていることと、まとめられていないことが原因と感じています。
小田島社長は、「原因追及をする」と記載しています。それは小田島組様の社員さんがそれにこたえられる社員だと思ってそうなさっているのだと思います。
ただ、原因追及する際に小田島社長としては「聞く」だけの目線ですと、私だったら少しつらいです。
本人たちの力量に任せる、信じてくれているのかと思いますが、その質問が社長からのただ疑問としてなのか、怒りが混ざっている言葉なのか意図を判断することは難しいですし、
自分が考えた改善方法はあっているのか?これを社長にいっていいのか?というフィルターをかけると、実際考えた方法より社長から見て見栄えがいい方法を優先してしゃべってしまうかもしれません。
当社ですと(菊池)社長は私たちの考えを
①聞くだけにするとき
②アドバイスするとき
③私たちの考えを聞きながら一緒に考えてくださるとき
の3つがあると感じています。
①はあまりなく、②と③が多いと思います。
私個人として、③をしてくださるとすごくありがたいです。
③のように、社長が社員の目線に立って一緒に考えてくれる会社って日本に何社あるのだろうと思います。
小田島組様の社員さんは私よりも成熟している方々かと思うので、小田島社長は①にしていらっしゃるのかなと感じますが、私が社長と同じレベルで物事を考えられるようになるまであと何十年かかるんだろうと思いました。
小田島組様とは会社のスタイルは違いますが、小田島組様とは違う方法で、私も社長の期待にこたえられるように励みます。
以上です。
「ありがとうございます。感謝します。」