先週は長期休暇で静岡(長野)のお山と温泉に行ってきました。
前泊の地に選んだのは寸又峡温泉の民宿。
ここが人気の観光地だと知らずに。。
世界で10本に入るという夢の吊り橋。
大人気で紅葉シーズンは1時間もかかる場合もあるそうです。
この温泉街にあるカフェ。
偶然こちらのオーナーさんとお話ししましたが、東京の老舗の煎餅店で寸又峡は奥さんの実家。
そのご縁でお店を出して十数年。
とてもいいお話を聞くことができました。
翌日は登山口近くの椹島ロッジへ前泊。
南アルプスの山小屋に宿泊しない人(テント泊だけとか)は管理会社のバスには乗れず、5時間以上歩かなければなりません。
8/27 朝7時登山口出発。
途中には渡渉も吊り橋もあります。
南アルプスのお山は大きい、深い。
とにかく急登。
初日は6時間で聖平小屋到着。
この山小屋はコロナの影響もあり食事の提供がないので、食料は自分担ぎあげての自炊です。
ビールはありますが、持ち込んだものも購入したものも全て持ち帰りです。
8/28 4:40出発
昨年登った光岳(丸い山)とその右に易老岳が見える。
聖岳
日本百名山74座目
正面にはこれから登る赤石岳がどーん。
中央アルプスから北アルプスまで見える見える。
日本の富士
2022TJAR出場の竹内さんにばったり。
よくNHKで見ていたので奥さんが気づいて声をかけた。
参加までの厳しさなど色々聞いた。
笑顔が素敵でとってもいい方でした。
雷鳥にも会える。
見られない人は見かけないというが、私たちはいつも会える。
百間洞の家 13:30到着
この日8時間50分。
3日目に荒川小屋で話をしたカップルから聞いたが夕食のトンカツが超有名らしく、それを食べるためだけ(たのしみ)に登っている人が多いらしい。
知らずに美味しく食べた。
8/29
3:51出発。
この日は長距離の山行
赤石岳
75座目。
この日も天気がいい。
荒川三山へ
中岳避難小屋
到着(テスト)
荒川小屋で買ってきたTシャツに着替えて。
悪沢岳(荒川東岳) 76座目。
穏やかに下るだけと思っていら、この日はここから(千枚岳)が大変だった。
14:30 無事に千枚小屋到着。
この日は10時間40分でヘロヘロ。
小屋ごとにビールいただきましたが、厳しい山行だと飲めないんですね(笑)
小屋からは富士山が綺麗に見えたのでコーヒータイム。
8/30
小屋番さんがこんなに富士山が綺麗に見れる日は滅多にないですよと言っていたが、本当に綺麗だった。
4時間半かけて無事に下山。
とにかく4日間、晴天続きでちょうど良い爽やかな風が吹き素晴らしいコンディション。
ツイてる。
歩いた距離38.5Km、累積標高差4,272mは予想はしていたが厳しかった。
累積標高差がだいたい同じ数字の昨年黒部源流の4座縦走が5日間だったのに対し、今回は4日間で縦走したことになる。
綿密な準備と計画がなければ成しえなかった。
途中での撤退ルートも考える。
うまくいくことばかりではない。
仕事も遊びも同じ頭でする。
振り返りも実施。
体力はどんどん劣化する。
今後こういう山行はできないと思う。
奥さんと楽しんだお山の旅。
今回も楽しかった。
いっぱい話もした。
過去のこと、これからのこと。
でも結局
「明日はない。今日という日しかない。」という結論。
今日という日がなくなる日まで、どうぞお付き合い宜しくお願いします。
「ありがとうございます。感謝します。」