奥さんと時と場所を共有しながら、学び続けている事があります。
この後の日本がどうなっていくかを見ることです。
訪れた地域のお店や旅館さらに山登りしながら山小屋などの運営、経営を学ぶ。
昨年訪れた北海道の利尻島の飲食店入口に張ってあった人材募集のポスター。
「この遠方の地の誰がこのポスターを見るんだろう」と二人で話した記憶があります。
海を渡って稚内の人やまして道外の人が求職するとは思えません。
島内の人口は益々減り利用客は減るが、それよりもオンシーズンに訪れる沢山の観光客の対応はどうするんだろうと思ったものです。
販売やサービスの多様化と季節波動に対応しないと経営は成り立たない。
それが一社のみならず地域の会社やお店が労働力減により皆対応できなければ、その島の全体の魅力も薄れ観光客も減る。
観光地ならまだしも、観光客もいない地域はさらにマーケットが急激に衰退し、益々労働力は他の地域に流失し限界集落となる。
今までは良くても先行きの見通しは厳しい。
マーケットは小さくなり、ナンバーワンしか残らない。
変化しないと生き残れない。
社員と価値観をそろえて、一点集中主義で挑まないと倒産する。
経営は数字に基づき科学的な根拠をもとに仮説→検証でやるギャンブル。
社長として負けられないギャンブルです。
「ありがとうございます。感謝します。」