日本の労働力人口が5年で300万人減少するという指標がありますが、これは毎月5万人の労働力が消えるということです。
有史以来2000年、人口増加という時代でしたが、2008年以降は人口減少という時代に入っていることは誰でも知っていることです。
しかし、知っていることと理解していることは別だと日々感じています。
先月もある人気飲食店が労働力不足で閉店を余儀なくされました。
宿泊業はインバウンドの回復と共に好景気に向かっていますが、実態は人員不足で売上増に結びつけられずにいます。
これらはニュースや新聞にちょっと載っている程度で、実態を掴んでいません。
現実は現場で起きている。
我が社の事業も「人材戦略」無くしては成り立ちません。
貴重な人材が減少し、また新たな人材の確保ができない企業は、あっという間に市場から撤退を命じられます。
この数年、販売戦略重視から人材戦略重視へ舵を切り、方針を大きく変更してきました。
それがなかったら、我が社はとっくに倒産というあってはならない現実に直面していたと思います。
また「限られし人的資源を成果が上がるところにシフト」しない企業もその先の未来は決して明るいとは言えない。
そのためには社内の組織も「社長の意図がスピードで実行に移される組織」であるかどうか重要です。
中小企業は変化対応業。
時代の変化に素早く対応したところしか、生き残ることはない。
2024内定者
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