販売戦略から人材戦略に舵を切って10年になりますが、労働力激減の日本にあって以前のやり方に囚われている企業・組織が存在している事に昨今驚いております。
コロナ禍で大きく経済状況がさらに変化したのに、その前に戻ると言う感覚の方のお話もビックリしています。
創業して22年、お世話になったお客様も大きく変わりました。
大きな理想もなく、唐突に始めた会社ですが、沢山のお客様に支えられて今日があります。
悔しくて夜通しひとり涙した事もありました。
土下座したこともあります。
やめようと思った事もありました。
しかし、暖かい言葉をかけて下さった方々。
我が社のような会社でもお取引をしてくださった多くのお客様のおかげで今があります。
販売なくして事業なし。
突き進んできた日々です。
販売戦略から人材戦略に方針を切り替えて、今は間違いが無かったと思っています。
いくら良い商品、サービスを持っていてもそれを提供する人材がいなければ、いくらお金を持っていても事業継続はできません。
社長方針にもありますが、社員が疲弊する業務は受注しないという事は今後も推進します。
経済産業省のDX認定を機に我が社は違う世界に入ろうとしています。
まさにトランスフォーメーション、「変革」です。
そこには私のようなジジイではなく、若い力が一番です。
彼らのエネルギーは素晴らしい。
足りないものはたった一つ【経験】だけです。
だからこそ数多くの体験をさせて、失敗させ、早く成長してもらいたいと思っています。
以前は絶対にやらないと言っていた登山。
心変わりして奥さんと日本百名山登頂を目指してきて、多くの地方の現状を見てきました。
私の住んでいる北上市でも全国の地方都市でも街中は同じショップ、飲食店、コンビニがありますが、共通しているのは労働力減少です。
山間部などの地域は少子高齢化だけでなくさらに若い人がドンドン出ていく。
一方で同じく山小屋で働く若い人は減っていると言うものの、中には元気で若いスタッフもいるところもある。
電気もない、携帯電話も無い、賃金も高い訳でも無い。
そこには働く【魅力】があるからです。
これに私も奥さんも気づきました。
スタッフが明るいところには明るいお客様がいる事も。
創業して20年、企業が倒産せず存続している確率は0.3%だそうです
つまり99.7%は倒産する。
そこには伝統を積み重ねているだけでは企業存続はなし得ない事を意味する。
魅力ある企業目指して変革し続けていきます。
社員の笑顔が社長のモチベーション
「ありがとうございます。感謝します。」