新卒採用を始めて9年。
今年も元気で素直な社員が入社してくれた。
創業当時は新卒社員を採用するなんて全く考えていなかった。
株式会社武蔵野で経営の勉強を学んで、仲間の社長から「新卒採用をやると会社が変わる」と教えてもらった。
自社はまだまだだと思っていた。
しかし、小山社長から(会社としての)採用の条件を教えてもらって実施の可能性が見えた。
そして初めて採用したのが2011年、あの震災の年だ。
3月11日以降、4月入社させてよいのか迷った。
操業がストップし売上も無しの状況。
世の中の雰囲気は「会社が採用を見送ってもよい」という感じだった。
しかし、世の会社の多くが採用を見送るのなら、我が社は採用したら差がつくチャンスだと思った。
その年の4月新卒入社の社員の目にはやる気がみなぎっていたのを覚えている。
その社員は結婚して退社したが、その社員がいたから我が社の新卒採用は積み重ねることができた。
ゼロ→1(イチ)は大変だ。
毎年入社式で社長のあいさつは決まっている。
失敗を沢山してもらうこと、会社に迷惑をかける事。
沢山の汗をかいて大きく成長してもらいたい。
「ありがとうございます。感謝します。」