菊池正則 社長ブログ

社長の仕事

質は量でしか上がらない

「質を上げる」とよく使われますが、質(品質を含めて)は回数、量をやらないと上がりません。

1回ですぐに出来ることなどほとんどない。

このことは十数年繰り返し実施してきたからわかる事です。

【以前の私なら】全く理解出来なかった考え方です。

 

先日、富谷事業所の幹部会でした。

もう8年続けています。(滝沢事業所は12年、北上本部は13年)

今は2カ月に一度ですが、以前は毎月でした。

 

どの事業所でもそうですが、同じやり方同じ進行で同じ時間に終わる。

すると幹部の報告が変わります。質問も変わります。

幹部会の雰囲気も変わります。

見学したいと参加された会社もかなりありますが、皆さんその雰囲気がいいと仰います。

 

しかし、1回でそうなったのではありません。

積み重ねでそうなってきた。

 

この幹部会だけで今日現在で310回、幹部除いた社員懇談会だけで285回になりました。

3年前まで私が社員・幹部との公式懇親会は年間122日でした。年間122日というのは122回ではありません。当時は1日にダブルヘッダーもありましたから回数はもっとです。

私だけでもこれだけやっていますが、幹部は部下とさらに実施。事業所ごとのコミュニケーション会や環境整備点検お食事会を入れたらすごい【量】になります。

 

新卒採用でインターンシップや会社説明会で参加している学生が皆さん「社員同士が仲がいいですね」と口をそろえて言うのは、この【量】をやっているからです。

多くの会社はこんなにはやりません。

せいぜい新年会と忘年会、年に2回でしょうか。

それで社員同士が仲良くなるはずがありません。

 

この方針は今後も変わることがないでしょう。

先日、5年後人材不足で倒産する会社が20%という事を聞きましたが、わが社にはそのことで倒産する事はないと思います。

 

 

「ありがとうございます。感謝します。」