BPOの選定基準とは、費用もしくは信頼性でしょうか。
BPOの選定基準が決まっていれば、委託先を迷わず決めることができるでしょう。
選定基準を知らずに決めて、後悔してしまうのはもったいないです。
今回は、BPOの選定基準とは?重要なポイントをご紹介します。
BPOとは
BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とは、業務一式を外部委託することを言います。BPOとは、経営戦略の一つです。
BPOの選定基準とは
BPOを提供している企業は数多くあるので、慎重に選ぶ必要があります。
BPOの選定基準で大切なのは、選定基準を1つに決めないことです。
費用
費用が安ければ良いということはありません。
支払った費用に対し、望んでいるメリットが得られるかを見極めることが大切です。
費用を抑えたばかりに、望んでいる業務を対応してもらえないのでは困ります。
もちろん費用が安いから業務品質が悪いということではありません。
費用と望んでいる成果のバランスをとりましょう。
専門性
BPOを契約をしてから委託した業務の専門性が低く、ミスが出てしまっては本末転倒です。
委託したい業務に関する専門性を持っているか必ず確認しましょう。
事前にどんな業務を依頼するか決めておくことが重要です。
コミュニケーション(対応力)
長期的に委託する場合であれば、委託先の企業とコミュニケーションが重要になります。
依頼した業務の段取りが完全に決まっていれば良いのですが、イレギュラーが発生する業務の場合は、スムーズな連絡手段が必要です。
対応力の目安として委託先に問い合わせをし、連絡が遅いようであれば避けた方がよいでしょう。
また、担当者と話をしたときにメリットだけでなく、デメリットを踏まえた上で提案をしてくれる業者であれば、より安心できます。
セキュリティ
依頼する業務によっては個人情報を外部へ渡すことがあります。
特に個人情報を外部へ渡す際は、信頼できるか念入りなチェックが必要です。
依頼する前にセキュリティの不安や疑問について聞いておきましょう。
「信頼できる」だけではセキュリティが高いとは言えません。
実績
BPOを行っている企業では、ホームページなどに必ず実績を載せています。
企業によってはSNSなどでお客様の声、業務の様子を投稿していることもあるので確認してみると良いです。
あくまで実績は選定ポイントの1つです。
「実績があるから」や「有名企業が依頼してる」だけで決めずに、結果を出している実績に注目し、依頼するのに相応しいか考えましょう。
企業規模
依頼する業務量に対応できる企業を選びます。
委託先の規模が大きいと委託した業務量が増えた場合でも対応してもらえるので、企業規模は大きい方が良いでしょう。
ただし、企業規模が大きすぎて担当が短期間で変わってしまうなど自社の負担になることもあるので注意が必要です。
- 望んでいるメリットが得られる
- 専門性を持っている
- スムーズな連絡手段がある
- セキュリティが高い
- 実績がある
- 企業規模が大きい
まとめ
今回は、BPOの選定基準とは?重要なポイントをご紹介しました。
BPOの選定基準は、ここで紹介した以外にも沢山あります。
しかし、一番は自社が満足できることではないでしょうか。BPOの選定に本記事を参考にしていただければ幸いです。