Google広告とFacebook広告。
使ったことがなくても、なんとなく聞いたことがあるかもしれません。
(Googleだと検索結果の上下に出てくる“広告”と書かれている部分、Facebookだとニュースフィードに紛れ込んでいる“あれ”です)
どちらもお問い合わせや資料請求など、自社で定めた目標(コンバージョン)を達成するために出す広告ですが、どんな違いがあるかご存じでしょうか。
また、より効率良く出すためにはどちらを使用するといいのでしょうか。
今回はGoogle広告とFacebook広告の違いや、活用方法を紹介します。
Google広告とは?
Google広告は、Googleで検索したときに検索結果上部に表示されるものや、サイト内のバナー(画像)で表示される広告などです。
検索結果に表示する検索広告(リスティング広告)、サイト内の広告枠に画像で表示するディスプレイ広告、YouTubeへ広告を出すYouTube広告が設定できます。
主にキーワードを指定して出す広告で、商品やサービスを知っていて、購買意欲の高いユーザー向けに使用されます。
その反面、対象にするユーザーの詳細は設定範囲が狭く、特定の役職などに絞り込めないというデメリットがあります。
費用については、リスティング広告は広告がクリックされると課金される「クリック課金」、YouTube広告の場合はクリック課金、もしくは1,000回表示されるごとに課金される「インプレッション課金」があります(設定により異なります)。
メリット
- 購買意欲が高いユーザーに対してはコンバージョンへつなげやすい
- 広告を表示したい検索キーワードを詳細に設定できる
- YouTubeにも広告を出すことができる
デメリット
- 商品やサービスを知らない人には表示されづらい
- 特定のユーザー属性の絞り込みができない
- 設定するキーワードによっては費用が高くなる可能性がある
Facebook広告とは?
Facebook広告は、Facebookのニュースフィード(投稿一覧画面)やMessengerなどに出すことができる広告です。
Instagramのアカウントを紐づけると、Instagram広告も出すことができるようになります。
Facebook広告が優れているのは、Facebookに登録しているプロフィールをもとに広告を出すことができる点です。
例えば、○○県に住んでいる40歳〜60歳の代表取締役、という設定をすると、そのプロフィールを設定している人だけに広告を表示することができます。
また、設定をしない場合は商品やサービスを知らない人にも表示することができるため、より多くの人に認知してもらいたい場合にもFacebook広告が使用されます。
メリット
- ユーザーの詳細を設定することでピンポイントに表示できる
- Google広告より費用を抑えられる
- 多くの人に表示することができる
デメリット
- Facebook利用者は40代以降の方が大半のため、若年層向けの広告には適していない
- 目につきやすいため、同じ広告を使い続けるとクリックされにくくなる傾向がある
- 設定が詳細にできる反面、操作に困る場合がある
まとめ
Google広告とFacebook広告は、同じ広告でも設定できる内容や出せる範囲が異なります。
・購買意欲が高いユーザー向けに広告を出すならGoogle広告
・ユーザーを詳細に設定する or 多くの人に表示したいならFacebook広告
という使い分けをすることで、より自社の目的や目標に沿った広告運用が可能になるでしょう。
広告を出す目的を明らかにした上で、どの広告を使用するかを決めて運用していきましょう。