給与計算は、企業にとって大切な業務の一つであり、正確でスムーズな計算が求められます。
そのためには、給与計算に対して年間スケジュールを作成・確認し、計画的に取り組むことが必要です。
今回は、給与計算の年間スケジュールについてご紹介します。
給与計算の年間スケジュール
4月
4月に行う業務内容として、新しい年度の社会保険や労働保険の手続き、給与改定があります。
これらの業務を丁寧かつ正確に行うことで、従業員の給与計算における問題やミスを防ぐことができます。
5月
5月に行う業務内容として、住民税の登録があります。
住民税の申告や登録は期限がありますので、期限を守るようにしましょう。
6月
6月に行う業務内容として、賞与計算があります。
賞与計算は、会社の業績や従業員の動向によって金額が変動するため、正確な計算が求められます。
7月
7月に行う業務内容として、社会保険の「算定基礎届」の提出があります。
この際、従業員の雇用形態や加入状況によって異なるため、正確な情報を収集し、それに基づいて適切に届け出を行うことが大切です。
8月
8月に行う業務内容として、4月に昇給した従業員の社会保険料改定があります。
4月の昇給により、従業員の加入している健康保険や厚生年金保険の保険料率が変更されるため、その変更に応じて社会保険料も再計算されます。
10月
10月に行う業務内容として、7月に提出した社会保険の算定基礎届に基づいて社員の社会保険料を改定する作業があります。
社会保険料は、会社と社員の双方が負担するため、適切な計算が行われることで、負担額の正確な把握が可能となります。
11月
11月に行う業務内容として、年末調整の準備があります。
年末調整は、社員にとっては収入税や住民税の還付金が戻ってくる重要な手続きであり、企業にとっても給与計算の重要な業務の一つです。
そのため、正確な情報の収集と確認が必要です。
12月
12月に行う業務内容として、賞与計算、年末調整の実施および源泉徴収票の発行があります。
年末調整を行うことで、年間の所得や家族構成などに応じた適切な税金が課せられ、年間を通じて均等に納めることができます。
1月
1月に行う業務内容として、「給与支払報告書」の提出があります。
提出期限は1月31日であり、納期限に遅れると罰則が課されることがありますので、早めの準備が必要です。
給与計算の年間スケジュール作成におけるポイント
祝日、週休日、臨時休業などを考慮
年間スケジュールを作成する際には、祝日や週休日、臨時休業などを考慮することも重要です。
これらがある場合には、給与計算の期間や支払日を前後させる必要があるため、事前に調整する必要があります。
法律や規則に基づく手続きや申請期限も含める
年間スケジュールには、法律や規則に基づく手続きや申請期限も含めることが重要です。
例えば、年末調整や年金保険の手続きには、期限が定められています。
これらの手続きを適切なタイミングで行えるように、スケジュールを作成しましょう。
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給与計算は毎月行わなければならない業務の一つです。
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まとめ
給与計算は企業にとって欠かせない業務の1つで、毎月の業務だけでなく、年間を通じてのスケジュールがあります。
必要な手続きを滞りなく行うため、年間スケジュールをしっかりと理解し、効率よく進めていきましょう。