給与明細の見方をわかりやすく解説!保管するべき理由とは?

給与明細の見方をわかりやすく解説!保管するべき理由とは?

給与明細の見方、各項目の金額の意味をご存知でしょうか?

総支給額だけ見て、あとは引き出しの中に…なんてことありませんよね?

給与明細は、あなたが一生懸命働いた報酬がいくらで、どのくらいの金額が差し引かれているか書かれている重要な明細です。

 

今回は、給与明細の見方をわかりやすく解説します!

給与明細とは

給与明細とは、働いた分の報酬として給料を受け取る際にもらう給与の内訳が記載された支払明細書のことをいいます。

会社は雇用する労働者には給与の支払明細書を必ず、交付しなければなりません。

これは所得税法第231条によって定められています。

給与明細の各項目 

給与明細は、基本的に7つの項目でできています。

勤怠

出勤日数や遅刻、早退などが記載されています。

 

支給

基本給や様々な手当、交通費など、支給される金額が記載されています。

 

控除

社会保険、所得税、労働保険料、住民税など、支給額から計算され、差し引かれる金額が記載されています。

 

総支給額

基本給、資格手当、家族手当、時間外手当、交通費、欠勤控除、遅刻控除の合計額が記載されています。

 

控除合計

介護手数料、健康保険、厚生年金保険、雇用保険料、所得税、住民税の金額が記載されています。

 

課税対象額

総支給額から労働保険料、社会保険料、交通費などの税金がかからない項目を引いた金額が記載されています。

 

差引支給額

総支給額から控除合計を引いた金額が記載されています。

差引支給額が、実際にもらえる金額になります。

給与明細を保管するべき理由とは?

給与明細を確認したら、すぐに捨ててしまう人もいるかもしれません。

しかし、給与明細は保管しておいた方が良いでしょう。

 

未払い賃金を請求する際、税金の支払いの計算などの書類作成に必要になってきます。

未払い賃金請求の時効が2年であることから、給与明細は2年以上の保管が必要になります。

 

また、給与明細の保管は原本だけでなく、パソコンにデータで保存しておくことがオススメです。

万が一、原本を紛失してしまった場合でもすぐにパソコンから給与明細を引き出すことができます。

 

給与明細は、捨てずに2年間は保管しておきましょう。

まとめ

今回は、給与明細の見方をわかりやすく解説しました。

毎月もらっている給与明細がどのような仕組みになっているかわかりましたか?

毎月もらう給与に間違いがないか、自分でしっかり確認してみましょう。

給与計算が負担となってしまっている担当者様へ

「通常業務が重なっていて、給与計算を処理する余裕がない・・・」
「急に経理担当が退職してしまって、人が足りない・・・」

こんなお悩みを持たれている担当者の方も多いと思います。

 

給与計算は毎月行わなければならない業務の一つです。

  • 従業員の回答ミス・修正作業
  • 問い合わせの対応

など、担当者の負担はとても大きい業務です。

「誰かに丸投げできれば・・・」と考えたことはありませんか?

 

ロジックスサービスでは、

固定費:55,000円(税込)
+
処理料金:1,100円/名(税込)

例)25名の場合
月額:計 82,500円(税込)

上記の料金で給与計算アウトソーシングを対応しております。

 

細かい処理が必要な給与計算業務。
アウトソーシングすることで、経理担当者の負担を解消しませんか?